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野球選手が知っておきたい睡眠の知識

野球が上手くなりたい。

その心意気はとても大切ですが、根本的な「睡眠」を軽く見ていませんか?

 

  • 昼間に眠気を感じる
  • 平日と週末の睡眠時間に2時間以上差がある

この2つに当てはまる人は「慢性的な睡眠不足」です。

正しい睡眠でパフォーマンスがあがる?

サイ・ヤング賞受賞者である「ジャスティン・バーランダー(ヒューストン・アストロズ)」は、毎日10〜12時間寝ているそうです。

また、3日間睡眠不足が続いただけで、ベンチプレスのMAX重量は9キロ減るという研究結果もあります。

長期的に見ても睡眠不足は肥満や心臓病、脳卒中などの健康上のリスクを増やすという結果も出ていますね。

このように「睡眠の重要性」というのは、最近スポーツ分野以外の場所でも言われています。

ではなぜ「睡眠をしっかりとる」ことがパフォーマンスアップに繋がるのでしょうか。

実は、トレーニング中に分解された筋肉は、休息中に繊維が自己回復されて強度が増します。

また、その日学んだスキルや記憶は睡眠中に脳に定着すると言われています。

せっかく反復練習などでスキルを身体に覚え込ませようとしても、睡眠時間が短いとニューロンの発火が遅くなって効率が低下する傾向にあるようです。

その結果として、反応時間や速度、集中力も低下してしまうという考察になるわけですね。

正しい睡眠の知識を身につける

睡眠の重要性が理解できたら、次は間違った知識が広まりがちな睡眠について、正しい知識を学びましょう。

「睡眠の質」はいったん無視する

「短い時間で効率よく睡眠をとる」ということを目指している人がいますが、あれは不可能です。

大人ですら平均7時間の睡眠が必要とされており、20歳未満の人はさらに多くの睡眠が必要とされています。

もちろん個人差はありますが、大抵は6~8時間のなかに収まる範囲で、6時間未満の睡眠で事足りるひとはかなり稀だと思って構いません。

睡眠時間の最低ラインを越えた後、睡眠の質について考えましょう。

まずは質より量の確保です。

「寝溜め」は存在しない

よく「土日で寝溜めした」という話を耳にしますが、実は寝溜めなんてものはありません。

睡眠は「借金を返すことはできても、貯金はできない」ものなんです。

平日の睡眠が足りていない人が、週末の休日に沢山寝るというのは、ただ平日分の借金を返している状態なだけで。

さらに、貯金はできないので、土日に10時間寝たとしても、月曜に5時間睡眠なら次の日からは睡眠不足状態です。

なので「毎日睡眠時間を確保する」ということが重要になってきます。

優れたアスリートほど睡眠の重要性を理解している

広島大学で睡眠健康に取り組む林光緒先生が面白い試みをしています。

はじめ2週間、睡眠の記録をとることにより自分の睡眠時間を可視化していきます。

次の2週間では、光と音と温度湿度など快適に保ったり、平均7時間の睡眠をとることで、自分のパフォーマンスがどれぐらい変わるかを体感してもらいます。

すると、多くの学生が「世界が違う」と言うのだそうです。

もしかしたら、野球のスキルを身につけるよりも遥かに簡単に、「世界を変える」ことができるのは睡眠かもしれませんね。

 

また、アスリートはいい眠りが取れると練習が体に記憶されたり、嫌なことを忘れられたりします。

自分で考えて睡眠を計画すれば、その人の可能性やポテンシャルはもっと広がるはずです。

よって、いい睡眠をとれた10年後のあなたと、短時間睡眠だった10年後のあなたは明らかに違います。

 

あなたが睡眠について考えるきっかけになれば幸いです。

2020年5月1日熊本県菊陽町に『カタラボ』OPEN!

熊本 カタラボ 野球トレーニング風景

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